ART児の先天異常リスク:不妊治療と基礎疾患の関連を大規模コホートで検証
【背景】
体外受精(ART)で生まれた子どもは先天異常のリスクが高いとされてきたが、その原因が不妊症自体にあるのか、治療法にあるのかは不明だった。特に近年、顕微授精(ICSI)や凍結胚移植が増加しており、その影響も注目されている。
【結果】
ART単胎児は自然妊娠(不妊症なし)単胎児と比較して、主要泌尿生殖器異常のリスクが有意に高かった(調整リスク差19.0/10,000出生、95%CI 2.3-35.6)。このリスクは、親の不妊症歴を考慮してもART単独のリスクとして残った(調整リスク差22/10,000出生、95%CI 4.6-39.4)。男性不妊のないカップルでのICSIは、主要泌尿生殖器異常リスク増加と関連した(調整リスク差47.8/10,000単胎出生、95%CI 12.6-83.1)。
【臨床へのインパクト】
不妊治療を受ける患者には、ART、特にICSIによる泌尿生殖器異常のわずかなリスク増加について説明する必要がある。男性不妊がないカップルに対しては、ICSIの適用を避けるべきという今回の知見は、ICSIの適応基準を見直すきっかけとなる可能性がある。今後は、個々の患者背景に応じたより詳細な情報提供が求められるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

