異常がん検診結果のフォローアップ、EHRリマインダーと患者アウトリーチの複合介入で改善

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2023-10-10 | DOI:10.1001/jama.2023.18755

📄 原題:A Multilevel Primary Care Intervention to Improve Follow-Up of Overdue Abnormal Cancer Screening Test Results: A Cluster Randomized Clinical Trial.

🔗 PubMed:PMID: 37815566

【背景】

がん検診の恩恵を最大限に引き出すには、異常結果に対するタイムリーなフォローアップが不可欠です。しかし、このフォローアップが遅延するケースが多く、その改善策が求められていました。

【結果】

異常がん検診結果の120日以内のフォローアップ完了率は、EHRリマインダー、アウトリーチ、ナビゲーション群で31.4%、EHRリマインダーとアウトリーチ群で31.0%でした。通常ケア群の22.9%と比較し、複合介入群では8.5%(95%CI, 4.8%-12.0%)の有意な改善が認められました。

【臨床へのインパクト】

本研究は、EHRリマインダーと患者へのアウトリーチ(手紙や電話)を組み合わせた多層的なプライマリケア介入が、異常がん検診結果のフォローアップ遅延を改善することを示しました。特に患者ナビゲーションの有無にかかわらず効果が見られたことから、日本の診療現場においても、電子カルテを活用したリマインダーシステムと、患者への積極的な働きかけを組み合わせることで、検診後のフォローアップ体制を強化し、がんの早期発見・治療に繋がる可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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