本態性・孤立性頭部振戦へのボツリヌス毒素は有効だが副作用に注意必要

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2023-11-09 | DOI:10.1056/NEJMoa2304192

📄 原題:Trial of Botulinum Toxin for Isolated or Essential Head Tremor.

🔗 PubMed:PMID: 37937777

【背景】

本態性または孤立性頭部振戦に対しボツリヌス毒素A型局所注射が用いられてきたが、ランダム化比較試験でのエビデンスは不足していた。本研究は、その有効性と安全性を検証することを目的とした。

【結果】

ボツリヌス毒素群の31%が主要評価項目(CGIスケールで2点以上の改善)を達成し、プラセボ群の9%と比較して有意な改善を示した(相対リスク3.37、95%CI 1.35-8.42、P=0.009)。副次評価項目も6週と12週で主要評価項目を支持する結果だった。

【臨床へのインパクト】

本研究は、本態性または孤立性頭部振戦に対するボツリヌス毒素A型注射の有効性を示唆する。しかし、効果は18週までで、約半数に頭頸部痛、後頸部筋力低下、嚥下障害などの有害事象が認められた。治療選択肢の一つとして考慮するが、患者への十分な説明と慎重な適応判断が求められる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

上部へスクロール