熱帯熱マラリア患者へのプリマキン短期高用量投与、三日熱マラリア再発リスクを5分の1に低減

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2023-12-02 | DOI:10.1016/S0140-6736(23)01553-2

📄 原題:Primaquine radical cure in patients with Plasmodium falciparum malaria in areas co-endemic for P falciparum and Plasmodium vivax (PRIMA): a multicentre, open-label, superiority randomised controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 37979594

【背景】

熱帯熱マラリアと三日熱マラリアの共流行地域では、熱帯熱マラリア後の三日熱マラリア寄生虫血症リスクが高い。根治療法は現在三日熱マラリアにのみ推奨されるが、熱帯熱マラリア患者にも適用すれば、その後の三日熱マラリア寄生虫血症リスクを減らせる可能性がある。

【結果】

G6PD活性70%以上の熱帯熱マラリア単感染患者500人を対象としたRCT。標準治療群(プリマキン0.25mg/kg単回)に対し、介入群(プリマキン7mg/kgを7日間)は63日時点の三日熱マラリア寄生虫血症発生リスクが11.0%から2.5%に減少し(HR 0.20、95%CI 0.08-0.51、p=0.0009)、約5分の1に低減した。

【臨床へのインパクト】

本研究は、G6PD活性が一定以上の熱帯熱マラリア患者に対し、プリマキン短期高用量投与が安全かつ忍容性が高く、その後の三日熱マラリア寄生虫血症リスクを有意に減少させることを示した。共流行地域でのマラリア診療において、熱帯熱マラリア患者への根治療法拡大の可能性を示唆し、臨床的・公衆衛生上の利益をもたらしうる。ただし、効果は流行地域によって異なる可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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