英国におけるRSVpreFワクチン接種、高齢者と妊婦への導入でRSV感染症の公衆衛生負荷を大幅軽減する可能性

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2023-11-01 | DOI:10.1016/S0140-6736(23)02113-X

📄 原題:Mitigation of respiratory syncytial virus epidemics by RSVpreF vaccines after the COVID-19 pandemic in the UK: a modelling study.

🔗 PubMed:PMID: 37997080

【背景】

RSVpreFワクチンは画期的な進歩を遂げ、高齢者向けと妊婦向けが承認された。COVID-19パンデミック後のRSV流行緩和における、集団レベルでのRSVpreFワクチン接種の公衆衛生上の影響を推定する目的で本研究が実施された。

【結果】

低伝播シナリオでは、RSVpreFワクチンにより合計235万件の感染、1万2800件の入院、930件の死亡が回避されると推定された。このうち高齢者では182万件の感染、1万2440件の入院、930件の死亡が回避される。高伝播シナリオでも同様に、回避される症例の大部分は高齢者であった。

【臨床へのインパクト】

本研究は、RSVpreFワクチンが高齢者と妊婦への接種により、RSV感染症による公衆衛生上の負荷を大幅に軽減できる可能性を示唆している。特に高齢者における感染、入院、死亡の減少効果が大きいと予測され、今後のRSVpreFワクチンの接種スケジュール策定に役立つ。日本でも高齢者や妊婦へのRSVワクチン導入が検討される際の重要なエビデンスとなるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

上部へスクロール