コロナ禍のイングランド、待機手術の真のバックログは公式発表の4倍以上、未受診患者が8割

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2023-11-01 | DOI:10.1016/S0140-6736(23)02073-1

📄 原題:Nowcasting waiting lists for elective procedures and surgery in England: a modelling study.

🔗 PubMed:PMID: 37997119

【背景】

COVID-19パンデミックは待機的医療サービスに甚大な影響を与えました。公式の待機リストには、パンデミックの影響で受診せず、リストに登録されていない「隠れた待機リスト」患者が含まれていません。本研究は、この隠れた待機リストを含むイングランドの待機手術バックログをモデル化することを目的としました。

【結果】

2022年12月31日時点のイングランドにおける待機手術の総バックログは4,519,467件と推定されました。このうち隠れた待機リストは3,621,423件で、全体の80.3%を占めました。バックログの半分(2,228,348件、49.3%)は16〜59歳の人々で、最も多いのは一般外科(1,463,423件、32.4%)でした。

【臨床へのインパクト】

本研究は、公式の待機リストだけでは真の医療ニーズを把握できないことを示唆しています。日本でも同様に、コロナ禍で受診を控えた患者が多数存在し、潜在的な医療ニーズが隠れている可能性があります。特に低侵襲で件数の多い日帰り手術のニーズが高いことから、手術スタッフと設備の増強、外科サービスのレジリエンス強化が、今後の日本の医療提供体制を考える上で重要となるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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