慢性特発性蕁麻疹に対するリゲリズマブ、第3相試験でプラセボに優越性もオマリズマブとは同等
【背景】
既存治療では症状が十分にコントロールできない慢性特発性蕁麻疹患者は多く、H1抗ヒスタミン薬抵抗性の患者に対する新規治療薬が求められていた。第2b相試験で有望な結果を示したリゲリズマブの有効性と安全性を検証するため、第3相試験が実施された。
【結果】
H1抗ヒスタミン薬抵抗性の慢性特発性蕁麻疹患者2057人を対象とした2つの第3相試験で、リゲリズマブ72mg群および120mg群は、いずれもプラセボ群と比較して12週時点の週間蕁麻疹活動性スコア(UAS7)のベースラインからの変化量で有意な優越性を示した(プラセボとの差は-8.0〜-11.1、95%CIは-13.7〜-5.4)。しかし、オマリズマブ群との優越性は認められなかった。新たな安全性シグナルは確認されなかった。
【臨床へのインパクト】
リゲリズマブは慢性特発性蕁麻疹に対する新たな治療選択肢となる可能性を示唆する。プラセボに対する優越性は確認されたものの、既存の生物学的製剤であるオマリズマブとの比較では同等の有効性であったため、今後の臨床現場での位置づけは、薬価や投与間隔、患者背景などを考慮して決定されることとなるだろう。安全性プロファイルは既存研究と一貫していた。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
