びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、二次治療CAR-Tは費用対効果が低い

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2023-12-01 | DOI:10.7326/M22-2276

📄 原題:Second-Line Chimeric Antigen Receptor T-Cell Therapy in Diffuse Large B-Cell Lymphoma : A Cost-Effectiveness Analysis.

🔗 PubMed:PMID: 38048587

【背景】

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の初回治療で約6割が寛解するが、再発・難治例ではサルベージ化学免疫療法と自家造血幹細胞移植でも寛解率は約2割。CAR-T細胞療法はイベントフリー生存期間を改善するが、その高額な費用対効果が不明だった。

【結果】

高リスクDLBCL患者に対し、axi-celは全生存期間を4ヶ月、liso-celは1ヶ月延長した。しかし、axi-celの費用対効果比(ICER)は684,225ドル/QALY、liso-celは1,171,909ドル/QALYであり、200,000ドル/QALYの支払い意思額では費用対効果は認められなかった。

【臨床へのインパクト】

本研究は、高リスクDLBCLの二次治療におけるCAR-T療法(axi-cel、liso-cel)の費用対効果が、現在の価格では低いことを示唆している。CAR-Tの費用を大幅に引き下げない限り、医療経済的な観点から普及は困難であり、日本の医療現場でも診療ガイドラインや保険償還の議論に影響を与える可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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