食道異物閉塞に対するコーラ飲用、有効性乏しく内視鏡治療を遅らせるべきでない

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2023-12-11 | DOI:10.1136/bmj-2023-077294

📄 原題:Efficacy of cola ingestion for oesophageal food bolus impaction: open label, multicentre, randomised controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 38081653

【背景】

食道に食べ物が詰まる異物閉塞は救急外来でよく見られます。コーラ飲用が有効との報告もありますが、エビデンスは不十分でした。本研究は、完全食道異物閉塞に対するコーラの有効性と安全性を検証しました。

【結果】

完全食道異物閉塞の改善率において、コーラ飲用群と自然経過観察群で有意差はありませんでした(コーラ群61% vs 対照群61%、オッズ比1.00、95%CI 0.33-3.1)。完全な通過も有意差なし(コーラ群43% vs 対照群35%)。重篤な有害事象はなく、コーラ群の21%で一時的な不快感がありました。

【臨床へのインパクト】

本研究の結果から、完全食道異物閉塞に対するコーラ飲用は、症状改善率を向上させないことが示唆されました。有害事象は少ないものの、コーラを試すことで内視鏡的処置が遅れることのないよう、迅速な内視鏡治療の計画が引き続き重要です。第一選択としては考慮されるかもしれませんが、その効果は限定的であると認識すべきでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

上部へスクロール