ERCP後膵炎予防、高リスク患者にはインドメタシン単独よりステント併用が優位
【背景】
ERCP後膵炎予防にはインドメタシンと膵管ステント留置が推奨される。しかし、ステント留置は手技が複雑で費用もかかり、有害事象のリスクもある。インドメタシン単独でステント留置が不要になるか、その有効性が検討された。
【結果】
高リスク患者1950人を対象に、ERCP後膵炎発生率はインドメタシン単独群で14.9%、インドメタシン+ステント群で11.3%であった(リスク差 3.6%、95%CI 0.6-6.6)。インドメタシン単独群はステント併用群に対して非劣性を示さず、むしろ劣っていた(p=0.011)。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、ERCP後膵炎の高リスク患者において、直腸内インドメタシン投与に加えて予防的膵管ステント留置を行うという現行の診療ガイドラインを支持するものだ。インドメタシン単独での予防戦略は、ステント併用と比較して効果が不十分であるため、日本の臨床現場でも引き続きステント併用が推奨されるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
