低ゴナドトロピン性性腺機能低下症男性へのテストステロン補充療法、骨折予防効果はなし

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2024-01-18 | DOI:10.1056/NEJMoa2308836

📄 原題:Testosterone Treatment and Fractures in Men with Hypogonadism.

🔗 PubMed:PMID: 38231621

【背景】

テストステロン補充療法は低ゴナドトロピン性性腺機能低下症男性の骨密度・骨質改善に寄与するとされる。しかし、骨折発生率への影響を明確にするには、大規模かつ長期的な試験が必要とされていた。

【結果】

低ゴナドトロピン性性腺機能低下症の男性5204名を対象に、テストステロン群とプラセボ群で中央値3.19年追跡した結果、臨床的骨折発生率はテストステロン群で3.50%、プラセボ群で2.46%であった。ハザード比は1.43(95%CI 1.04-1.97)であり、テストステロン群で骨折発生率が有意に高かった。

【臨床へのインパクト】

中高年低ゴナドトロピン性性腺機能低下症男性に対するテストステロン補充療法は、臨床的骨折の発生率を低下させない。むしろ、プラセボと比較して骨折発生率が数値的に高くなる可能性が示唆された。骨折予防を目的としたテストステロン補充療法の適応は慎重に検討する必要があり、既存の診療ガイドラインや処方慣行に影響を与える可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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