小児敗血症・敗血症性ショックの国際コンセンサス基準を改訂、Phoenix Sepsis Scoreで重症度を層別化

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2024-02-27 | DOI:10.1001/jama.2024.0179

📄 原題:International Consensus Criteria for Pediatric Sepsis and Septic Shock.

🔗 PubMed:PMID: 38245889

【背景】

小児敗血症は世界的に主要な死亡原因だが、現行の小児特異的基準は2005年の専門家意見に基づくもので、SIRS基準を用いるなど予測能が低かった。成人敗血症のSepsis-3基準は小児を除外しており、小児敗血症の診断基準更新が求められていた。

【結果】

新しいPhoenix Sepsis Scoreを開発し、感染が疑われる小児で2点以上を敗血症と定義した。これにより、高資源国で院内死亡率7.1%、低資源国で28.5%と、基準を満たさない小児の8倍以上の死亡率を示した。敗血症性ショックはPhoenix Sepsis Scoreの心血管系項目で1点以上と定義され、高資源国で死亡率10.8%、低資源国で33.5%だった。

【臨床へのインパクト】

新しいPhoenix Sepsis Scoreは、小児敗血症の生命を脅かす臓器障害を客観的に評価し、従来のSIRS基準よりも高い予測能を持つ。これにより、日本の臨床現場でも小児敗血症の早期診断と重症度評価が改善され、適切な介入につながる可能性がある。国際的な疫学調査や研究の標準化にも寄与し、小児敗血症の診療レベル向上に貢献すると考えられる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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