HIV入院患者の退院後死亡率、ケースマネジメント介入では改善せず
【背景】
抗レトロウイルス療法(ART)が普及したにもかかわらず、HIV患者の入院後の死亡率は依然として高い。本研究は、HIVケアへの障壁を解消するケースマネジメント介入が、退院後の転帰を改善するか検証した。
【結果】
介入群と標準ケア群で12ヶ月後の全死因死亡率に差はなかった(介入群17.2% vs 標準ケア群16.8%、HR 1.01、95%CI 0.66-1.55、P=0.96)。しかし、介入群ではHIVクリニック受診までの期間短縮、ART開始率向上、クリニック維持率、ARTアドヒアランス、ウイルス量抑制率が有意に改善した。
【臨床へのインパクト】
入院中のHIV患者に対するケースマネジメント介入は、クリニック受診やART継続には有効であったものの、12ヶ月後の死亡率改善には寄与しなかった。この結果は、退院後の死亡率低下には、ケアへのエンゲージメント向上以外の要素も重要であることを示唆しており、日本のHIV診療における多角的なアプローチの必要性を再認識させる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
