炎症性腸疾患の妊娠・授乳期管理アップデート:疾患活動性抑制が母子予後を改善

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2024-03-30 | DOI:10.1016/S0140-6736(24)00052-7

📄 原題:Updates on the management of inflammatory bowel disease from periconception to pregnancy and lactation.

🔗 PubMed:PMID: 38458222

【背景】

炎症性腸疾患(IBD)患者は、心理的・外科的要因により生殖計画に影響を受ける。また、活動期IBDや特定の病態では妊孕性低下のリスクがある。妊娠中の疾患再燃は早産などの合併症増加につながるため、妊娠前・中の適切な疾患管理が重要となる。

【結果】

IBD患者の妊孕性は一般人口と同等だが、活動期IBD、回腸嚢肛門吻合術後、肛門周囲クローン病では低下の可能性。片親がIBDの場合、子がIBDを発症するリスクは約10%増加し、両親がIBDの場合は最大33%に増加する。ほとんどの薬剤は胎児リスクが最小限であり、妊娠中の薬剤中止リスクと寛解維持の重要性が強調された。

【臨床へのインパクト】

IBD患者への妊娠前カウンセリングにおいて、活動期IBDが妊孕性低下や妊娠合併症のリスクを高めることを明確に伝えるべきである。多くのIBD治療薬は妊娠中も安全性が高く、寛解維持のために継続が推奨される。妊娠中のフレキシブル内視鏡、腸管超音波、ガドリニウムフリーMRエンテログラフィーは安全な検査として積極的に活用できる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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