閉経後女性のCaDサプリ長期摂取、癌死亡減も心血管死増、全死亡に影響なし
【背景】
カルシウムとビタミンD(CaD)サプリメントが閉経後女性の慢性疾患に影響する可能性が示唆されていましたが、長期的な健康アウトカムへの影響に関するエビデンスは不足していました。本研究は、CaDサプリメントの長期的な効果を検証することを目的としました。
【結果】
CaD群ではプラセボ群と比較し、追跡期間中央値22.3年で癌死亡が7%減少しました(ハザード比[HR] 0.93、95%CI 0.87-0.99)。一方で、心血管疾患(CVD)死亡は6%増加しました(HR 1.06、95%CI 1.01-1.12)。全死因死亡には有意な差はありませんでした(HR 1.00、95%CI 0.97-1.03)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、閉経後女性に対するCaDサプリメントの長期的な効果について、癌死亡減少とCVD死亡増加という相反する結果を示しました。全死因死亡に影響がないことから、ルーチンでのCaDサプリメント処方の推奨には慎重な検討が必要です。個々の患者の癌リスクとCVDリスクを総合的に評価した上で、処方の是非を判断する根拠となり得ます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

