短い子宮頸管の単胎妊婦、子宮頸管ペッサリーは腟プロゲステロンより優位性示さず
【背景】
短い子宮頸管を持つ単胎妊婦において、早産予防のために子宮頸管ペッサリーと腟プロゲステロンのどちらがより効果的か、明確なエビデンスが不足していた。本研究は、これら二つの治療法を比較し、周産期有害転帰と早産率への影響を評価した。
【結果】
子宮頸管ペッサリー群303例と腟プロゲステロン群309例で、複合周産期有害転帰の発生率はそれぞれ6%(19例)と6%(17例)であり、有意差はなかった(粗相対リスク1.1, 95%CI 0.60-2.2)。子宮頸管長25mm以下のサブグループでは、ペッサリー群で28週未満の自然早産が有意に多く(16% vs 4%、相対リスク3.7, 95%CI 1.1-12.9)、周産期有害転帰も多い傾向が見られた。
【臨床へのインパクト】
過去に34週未満の自然早産歴がなく、子宮頸管長35mm以下の単胎妊婦において、子宮頸管ペッサリーは腟プロゲステロンと比較して早産および周産期有害転帰の予防に関して優位性を示さなかった。特に子宮頸管長が25mm以下の場合は、ペッサリーがむしろ有害転帰のリスクを高める可能性が示唆されたため、本結果は日本の臨床現場における治療選択に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
