母乳育児中のHIV母子感染予防、簡易検査と乳児予防薬で効果を検証

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2024-04-06 | DOI:10.1016/S0140-6736(23)02464-9

📄 原題:Optimised prevention of postnatal HIV transmission in Zambia and Burkina Faso (PROMISE-EPI): a phase 3, open-label, randomised controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 38484756

【背景】

世界の小児HIV新規感染の半数以上は母乳によるもので、依然として高い。母体抗レトロウイルス療法(ART)に加え、簡易検査で母体ウイルス量をモニタリングし、乳児に長期ラミブジンを投与することで、母子感染を減らせるか検証した。

【結果】

ザンビアとブルキナファソで1506組の母子を対象に、介入群と対照群にランダム割り付け。介入群では母体ウイルス量1000コピー/mL以上の場合、乳児にラミブジンを12ヶ月間投与。12ヶ月時点の乳児HIV感染率は、介入群0.19/100人年(95% CI 0.005-1.04)、対照群1.16/100人年(0.43-2.53)で、統計的有意差は認められなかった(p=0.066)。

【臨床へのインパクト】

本研究はアフリカでの母子感染予防策であり、日本の臨床現場に直接的な影響は少ない。しかし、簡易検査による母体ウイルス量モニタリングと、それに応じた乳児への単剤予防投与というアプローチは、限られたリソース下でのHIV感染予防戦略として示唆に富む。今後、日本で同様の状況が発生した場合の参考となりうる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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