米政府職員の異常健康事象、聴覚・認知機能に有意差なし、疲労・心的外傷後ストレスは増加

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2024-04-02 | DOI:10.1001/jama.2024.2413

📄 原題:Clinical, Biomarker, and Research Tests Among US Government Personnel and Their Family Members Involved in Anomalous Health Incidents.

🔗 PubMed:PMID: 38497797

【背景】

2015年以降、米政府関係者が原因不明の音や頭部圧迫後にめまい、痛み、視覚・認知機能障害を訴える異常健康事象(AHI)が報告されている。AHI患者と健常対照者で臨床的・生物学的マーカーに違いがあるか評価するため本研究が実施された。

【結果】

AHI患者86名と対照者30名を比較した結果、聴覚、前庭、認知、視覚機能のほとんどの検査、および血中バイオマーカー(GFAP、NfL)レベルに有意差はなかった。しかし、AHI患者では疲労、抑うつ、心的外傷後ストレス、平衡障害、神経行動学的症状が対照群と比較して有意に増加していた。AHI患者の28%に機能性神経障害が認められた。

【臨床へのインパクト】

本研究は、AHI報告者と対照者間で、多くの臨床的・研究的・バイオマーカー評価において有意差がなかったことを示唆している。ただし、平衡障害の客観的・自己申告による測定値、および疲労、心的外傷後ストレス、抑うつ症状には差が見られた。先行研究の結果とは異なる点があり、対象集団や評価時期の違いが直接比較を制限するため、今後の診療ガイドラインへの影響は慎重に検討する必要があるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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