重症COVID-19のICU患者、低酸素ターゲットで生命維持装置なし生存日数が延長
【背景】
重症低酸素血症を伴うCOVID-19患者に酸素投与は広く行われているが、より低い酸素化目標が有益である可能性が示唆されていた。ICUにおけるCOVID-19患者に対する適切な酸素化目標は不明であった。
【結果】
PaO2 60 mmHg目標群(低酸素化群)は、PaO2 90 mmHg目標群(高酸素化群)と比較して、90日時点での生命維持装置なし生存日数が中央値で80.0日 vs 72.0日と有意に長かった(P=0.009、調整平均差5.8日、95%CI 0.2-11.5日)。90日死亡率は低酸素化群30.2%に対し高酸素化群34.7%であったが、統計学的有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
重症低酸素血症のCOVID-19成人ICU患者において、PaO2 60 mmHgを目標とする低酸素化戦略は、PaO2 90 mmHgを目標とする高酸素化戦略よりも、生命維持装置なし生存日数を延長させる可能性が示された。日本のICUにおけるCOVID-19患者の酸素管理において、より低い酸素化目標を検討する根拠となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
