胸腺腫患者の難治性日和見感染症に抗IL-23抗体が関与、新たな免疫不全の機序
【背景】
胸腺腫患者に認められる抗IL-12抗体は日和見感染症と関連するが、発症しない患者もいる。IL-12とIL-23は共通のp40サブユニットを持つため、抗IL-23抗体が日和見感染症に関与する可能性が考えられた。
【結果】
抗IL-12抗体陽性で重症感染症を合併した30例中15例(50%)が抗IL-23中和抗体も有し、その中和能は感染症の重症度と相関した。胸腺腫患者91例の検証コホートでは、抗IL-23抗体陽性例の81%で感染症が認められた。
【臨床へのインパクト】
胸腺腫患者や原因不明の難治性日和見感染症患者において、抗IL-23抗体の測定が、感染症の診断や重症度評価、治療方針決定に役立つ可能性がある。特に播種性、脳、肺感染症患者では高頻度に検出されており、これらの患者群でのスクリーニングが考慮されるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
