せん妄は高齢入院患者の死亡と新規認知症発症の強力なリスク、繰り返すほどリスク増大

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2024-03-27 | DOI:10.1136/bmj-2023-077634

📄 原題:Delirium and incident dementia in hospital patients in New South Wales, Australia: retrospective cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 38537951

【背景】

せん妄は高齢入院患者に多く見られるが、せん妄が死亡や新規認知症発症とどの程度関連するのか、またその関連の性質については、大規模なコホート研究での詳細な検討が不足していた。

【結果】

せん妄患者は非せん妄患者に比べ、死亡リスクが39%高く(ハザード比1.39, 95%CI 1.37-1.41)、新規認知症発症リスクは3倍高かった(サブディストリビューションハザード比3.00, 95%CI 2.91-3.10)。せん妄のエピソードが1回増えるごとに認知症リスクは20%増加した。

【臨床へのインパクト】

せん妄は高齢入院患者の死亡と新規認知症発症の強力なリスク因子であることが示唆され、せん妄と認知症の関連に因果関係が支持された。せん妄が認知症の潜在的に修正可能なリスク因子であるとすれば、せん妄の予防や早期介入は、高齢者の認知症発症抑制に大きく貢献する可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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