滲出型加齢黄斑変性に対する遺伝子治療薬RGX-314の網膜下投与、単回投与でVEGF抑制持続

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2024-04-20 | DOI:10.1016/S0140-6736(24)00310-6

📄 原題:Gene therapy for neovascular age-related macular degeneration by subretinal delivery of RGX-314: a phase 1/2a dose-escalation study.

🔗 PubMed:PMID: 38554726

【背景】

滲出型加齢黄斑変性(nAMD)では抗VEGF薬の頻回注射が必要だが、治療中断による視力低下が課題。単回投与でVEGFを継続的に抑制する新規治療薬が求められていた。RGX-314はアデノ随伴ウイルスベクターを用いた遺伝子治療薬であり、VEGF-A抗原結合フラグメントを発現させることで持続的なVEGF-A抑制が期待される。

【結果】

nAMD患者42名にRGX-314を網膜下投与し、2年間追跡した。重篤な有害事象は13名中20件で、1件(高用量群)がRGX-314との関連が示唆された(黄斑色素変化と重度視力低下)。6×10^10ゲノムコピー以上の用量で、房水中のRGX-314タンパク質濃度が持続し、ほとんどの患者で追加の抗VEGF注射なしにBCVAと中心網膜厚が安定または改善した。

【臨床へのインパクト】

RGX-314の網膜下投与は、臨床的に認識される免疫反応なく概ね忍容性が良好であった。単回投与で持続的なVEGF-A抑制効果を示し、滲出液のコントロール、視力維持、治療負担軽減の可能性を秘めている。本研究結果は、nAMD患者におけるRGX-314のピボタル試験の基盤となるものであり、将来的にnAMDの治療選択肢を大きく変える可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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