がん検診RCTにおける後期がん発生率と死亡率、代替エンドポイントの有用性はがん種で異なる
【背景】
がん検診のランダム化比較試験(RCT)では、通常がん特異的死亡率が主要評価項目だが、試験完了までに時間を要する。ステージIII-IVがんの発生率を代替エンドポイントとすることで、試験期間を短縮できる可能性があるため、その妥当性が検討された。
【結果】
41のRCTを解析した結果、がん特異的死亡率とステージIII-IVがん発生率の減少率の相関は、がん種により異なった(I2=65%、p=0.02)。卵巣がん(ρ=0.99)と肺がん(ρ=0.92)で相関が高く、乳がん(ρ=0.70)で中程度、大腸がん(ρ=0.39)と前立腺がん(ρ=-0.69)で弱かった。
【臨床へのインパクト】
がん検診のRCTにおいて、一部のがん種(卵巣がん、肺がんなど)ではステージIII-IVがん発生率ががん特異的死亡率の代替エンドポイントとして有用である可能性が示唆された。これにより、多種がんスクリーニング検査を含む将来のRCTの迅速化に貢献しうるが、がん種によっては適用できないため、慎重な検討が必要となる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
