【背景】
急性期脳卒中では虚血性か出血性か不明な段階での治療が課題。救急車内での超早期降圧が、鑑別前の脳卒中患者の予後を改善するかは不明だった。
【結果】
2404例中、降圧介入群と通常ケア群で90日後の機能予後(modified Rankin scale)に差はなかった(共通オッズ比 1.00; 95%CI 0.87-1.15)。出血性脳卒中では降圧が予後不良のオッズを減少させた(0.75; 95%CI 0.60-0.92)が、虚血性脳卒中では増加させた(1.30; 95%CI 1.06-1.60)。
【臨床へのインパクト】
救急車内での超急性期脳卒中患者に対する一律の降圧は、全体の機能予後を改善しない可能性が示唆された。特に虚血性脳卒中では有害となりうるため、鑑別前の降圧は推奨されない。日本の救急医療現場における脳卒中初期対応プロトコルに影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
