大腸内視鏡CADx、微小直S状結腸ポリープの診断精度向上に寄与せず
【背景】
大腸内視鏡検査におけるコンピュータ支援診断(CADx)は、ポリープの組織型を予測し、非腫瘍性ポリープの不必要な切除を減らす可能性が期待されています。しかし、CADxの潜在的な利益と害はまだ不明確でした。
【結果】
CADx単独の感度は87.3%(95%CI 79.2-92.5%)、特異度は88.9%(95%CI 81.7-93.5%)でした。CADx支援前後で、非腫瘍性ポリープの切除回避割合(55.4% vs 58.4%; RR 1.06, 95%CI 0.96-1.17)および腫瘍性ポリープの誤った残置割合(8.2% vs 7.5%; RR 0.95, 95%CI 0.69-1.33)に差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、微小直S状結腸ポリープの光学診断において、CADxが内視鏡医の診断精度を向上させず、不必要な切除の減少や腫瘍性ポリープの残置の回避に寄与しない可能性を示唆しています。この結果は、CADxの導入を検討する際の意思決定に影響を与え、現時点ではCADx単独でのルーチン使用を推奨しない根拠となるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
