慢性膵炎の膵管結石による痛み、体外衝撃波と内視鏡併用療法は短期的な疼痛緩和に有効か
【背景】
慢性膵炎による疼痛に対する膵管内減圧術の有効性は、これまでランダム化比較試験で確認されていませんでした。本研究は、膵管内結石を伴う慢性膵炎患者の疼痛緩和における膵管内減圧術の効果を検証することを目的としています。
【結果】
12週時点でのVASによる疼痛緩和は、ESWL/ERP群がシャム群と比較して有意に良好でした(平均差 -0.7、95% CI -1.3から0、p=0.039)。しかし、この差は24週時点では持続せず、30%の疼痛緩和率にも差は見られませんでした。ESWL/ERP群では、疼痛のない日数が有意に増加し、オピオイド使用日数が減少しました。
【臨床へのインパクト】
慢性膵炎で膵管内結石を伴う患者に対し、体外衝撃波砕石術と内視鏡的逆行性膵管造影術の併用は、短期的な疼痛緩和に限定的な効果をもたらすことが示唆されました。特にオピオイド使用量の減少は、患者のQOL向上に寄与する可能性があります。しかし、効果の持続性が乏しいため、長期的な疼痛管理戦略においては、他の治療法との組み合わせや、より効果的な介入の検討が必要となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
