非心原性脳梗塞再発予防にコルヒチンは有効か?大規模RCTの結果
【背景】
冠動脈疾患ではコルヒチンによる抗炎症療法が血管再発を抑制することが示されている。しかし、脳梗塞は冠動脈疾患と異なり、病態が多様であるため、コルヒチンが脳梗塞再発に有効かは不明であった。本研究は、非心原性脳梗塞患者におけるコルヒチンの長期投与が再発イベントを減少させるか検証した。
【結果】
コルヒチン群1569例、通常ケア群1575例で解析。主要複合エンドポイント(致死性または非致死性脳梗塞、心筋梗塞、心停止、不安定狭心症による入院)は、コルヒチン群で9.8%(153例)、通常ケア群で11.7%(185例)発生した。ハザード比0.84(95%CI 0.68-1.05, p=0.12)で、統計学的に有意な差は認められなかった。コルヒチン群ではCRPが有意に低下した。
【臨床へのインパクト】
本研究では、非心原性脳梗塞患者に対するコルヒチンの長期投与において、主要複合エンドポイントに対する統計学的に有意な再発抑制効果は示されなかった。CRP低下は認められたものの、現時点では日常診療において脳梗塞再発予防目的でコルヒチンを積極的に導入する根拠は乏しい。今後の抗炎症療法に関するさらなる研究が待たれる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
