急性非心原性脳卒中・TIA患者へのコルヒチン、90日以内の再発予防効果はなし
【背景】
虚血性脳卒中やTIA後の再発予防は重要だが、炎症が関与している可能性が示唆されている。コルヒチンは抗炎症作用を持つ薬剤であり、非心原性脳卒中・TIA後の再発予防効果と安全性を検証する目的で本研究が実施された。
【結果】
8343人の患者を対象に、コルヒチン群とプラセボ群に無作為に割り付けた。90日以内の新たな脳卒中発生率は、コルヒチン群で6.3%(264人)、プラセボ群で6.5%(270人)であり、ハザード比は0.98(95%信頼区間 0.83-1.16)で有意差は認められなかった(P=0.79)。重篤な有害事象の発生率も両群で同程度だった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、急性非心原性虚血性脳卒中またはTIAで高感度CRPが2mg/L以上の患者に対し、低用量コルヒチンが90日以内の再発脳卒中リスクをプラセボと比較して低減するというエビデンスを示さなかった。この結果から、現在の日本の診療ガイドラインや臨床現場において、急性期脳卒中・TIA後の再発予防目的でコルヒチンをルーティンで処方する根拠にはならないと考えられる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
