妊娠後期バルプロ酸曝露、児の自閉症リスク上昇か:トピラマート、ラモトリギンは関連なし
【背景】
妊娠中の抗てんかん薬(AEDs)曝露と児の神経発達障害リスクについては懸念がある。特にバルプロ酸は先天奇形や発達遅滞との関連が示唆されてきた。本研究は、妊娠中のトピラマート、バルプロ酸、ラモトリギン曝露と児の自閉症リスクの関連を評価した。
【結果】
妊娠中期以降のバルプロ酸曝露は児の自閉症リスク上昇と関連した(ハザード比 1.99、95%CI 1.34-2.94)。一方、トピラマート曝露(ハザード比 1.07、95%CI 0.81-1.42)およびラモトリギン曝露(ハザード比 0.89、95%CI 0.73-1.07)では自閉症リスクとの有意な関連は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
てんかん合併妊婦への抗てんかん薬選択において、バルプロ酸の妊娠中期以降の使用は児の自閉症リスク上昇を考慮する必要がある。特に、妊娠後期でのバルプロ酸使用は慎重な検討が求められる。トピラマートやラモトリギンは、自閉症リスクの観点からは比較的安全な選択肢となりうる可能性を示唆しており、薬剤選択の際の重要な情報となる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
