オミクロン株流行下の院内発症COVID-19、死亡率増は軽度だが罹患率増は依然有意
【背景】
多くの病院でCOVID-19対策が緩和される中、オミクロン株流行下での院内発症SARS-CoV-2感染症の罹患率と死亡率については不明な点が多かった。本研究は、入院患者における院内発症SARS-CoV-2感染症の転帰への影響を、プレ・オミクロン期とオミクロン期で比較することを目的とした。
【結果】
プレ・オミクロン期では院内発症感染は死亡率増加(リスク比 2.0, 95%CI 1.1-3.8)と関連し、退院までの期間も中央値で4.7日延長した。オミクロン期でも死亡率増加(リスク比 1.6, 95%CI 1.2-2.3)は依然有意で、退院までの期間も中央値で4.2日延長した。ICU入室リスクも両期間で増加した。
【臨床へのインパクト】
オミクロン株流行下においても、院内発症SARS-CoV-2感染症は入院患者の罹患率と死亡率を増加させることが示唆された。特に死亡率への影響はプレ・オミクロン期より減弱したものの、依然として有意なリスクである。院内感染対策の緩和を検討する際には、入院期間の延長やICU入室リスクの増加など、患者の転帰への影響を十分に考慮する必要があるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
