活動制限と補助具使用状況の国際比較:低所得国と女性で顕著な格差、死亡・イベントリスク増
【背景】
従来の疫学研究は死亡や臨床イベントに焦点を当て、基本的な日常活動の制限やその影響に関する情報は不足していた。多様な経済レベルの国々からの標準化されたデータは乏しく、活動制限の有病率と臨床転帰との関連を明らかにする必要があった。
【結果】
25カ国17.5万人の追跡調査で、かがむ、近くを見る、歩く能力の制限が最も多く、高齢者と女性で高かった。低所得国・中所得国では、高所得国に比べ活動制限の有病率が高く、歩行補助具、視覚補助具、補聴器の使用率は低かった。歩行制限は死亡率と最も強く関連(調整ハザード比1.32, 95%CI 1.25-1.39)し、他の臨床イベントとも関連が見られた。
【臨床へのインパクト】
本研究は、活動制限の有病率が低所得国や女性で高いこと、そして補助具の使用が少ないことを世界規模で明らかにした。日本の臨床医は、特に国際的な視点から、活動制限の予防と緩和策を検討する際に、これらの社会経済的格差とジェンダー差を考慮する必要がある。特に低所得国や女性に対する介入の重要性が示唆される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
