不明原発癌、初回化学療法後の分子標的治療は化学療法継続より無増悪生存期間を延長
【背景】
不良型不明原発癌(CUP)は標準プラチナ製剤ベースの化学療法で予後不良。初回治療で包括的ゲノムプロファイリング(CGP)が予後改善に繋がるか不明だった。本研究は、CGPに基づく分子標的治療(MGT)が標準化学療法より優れるかを検証した。
【結果】
導入化学療法で病勢コントロールが得られた非扁平上皮不良型CUP患者436人をMGT群326人、化学療法群110人に無作為割付。MGT群の無増悪生存期間中央値は6.1ヶ月(95% CI 4.7-6.5)、化学療法群は4.4ヶ月(4.1-5.6)で、MGT群で有意に延長した(ハザード比0.72 [95% CI 0.56-0.92];p=0.0079)。有害事象発生率はMGT群で同等か低かった。
【臨床へのインパクト】
導入化学療法で病勢コントロールが得られた非扁平上皮不良型CUP患者において、CGPに基づくMGTが標準化学療法継続よりも無増悪生存期間を延長することが示唆された。この結果に基づき、不良型CUPの初回診断時にCGP実施が推奨される。これにより、CUPの診療フローにCGPが組み込まれ、その後の治療選択に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
