非心臓手術前のRAS阻害薬継続・中止、術後合併症に差なし
【背景】
非心臓手術前のレニン・アンジオテンシン系阻害薬(RASI)の継続・中止に関する最適な戦略は不明で、ガイドラインも矛盾していました。本研究は、術前のRASI管理戦略が術後合併症に与える影響を評価しました。
【結果】
主要非心臓手術を受けた患者において、術前RASI継続群と中止群で術後28日以内の全死因死亡と主要術後合併症の複合アウトカム発生率に有意差はありませんでした(継続群22%、中止群22%、リスク比1.02、95%CI 0.87-1.19)。ただし、術中の低血圧発生率は継続群で有意に高くなりました(継続群54%、中止群41%、リスク比1.31、95%CI 1.19-1.44)。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、主要非心臓手術前のRASI継続が、中止と比較して術後合併症の増加にはつながらないことを示唆しています。これにより、術前のRASI管理に関する臨床医の判断に新たなエビデンスが提供され、患者個々の状態に応じた柔軟な薬剤管理が可能になるかもしれません。ただし、術中低血圧のリスク増加には留意が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
