早期乳がん、1990年代と2000年代で遠隔再発リスクはどの程度改善したか

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2024-10-12 | DOI:10.1016/S0140-6736(24)01745-8

📄 原題:Reductions in recurrence in women with early breast cancer entering clinical trials between 1990 and 2009: a pooled analysis of 155 746 women in 151 trials.

🔗 PubMed:PMID: 39396348

【背景】

ER陽性早期乳がんの遠隔再発は20年以上持続するが、ER陰性乳がんの長期データは不明だった。EBCTCGデータベースを用い、ER陽性・陰性乳がんの遠隔再発率と経時的変化を調査した。

【結果】

1990年代と比較し2000年代では、遠隔再発リスクがER陽性で25%、ER陰性で19%減少した。リンパ節陰性ER陽性乳がんの10年遠隔再発リスクは10.1%から7.3%に、ER陰性では18.3%から11.9%に改善した。

【臨床へのインパクト】

早期乳がんの遠隔再発リスクは、患者背景の変化と治療法の進歩により、2000年代以降大きく改善していることが示された。特にER陽性乳がんでは、5年以降も改善が認められ、長期的な予後改善に貢献している。今回のデータは、現在の治療戦略が再発抑制に有効であることを裏付け、患者への説明や治療選択の判断材料となるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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