腸チフス結合型ワクチン単回接種、5年後の防御効果は小児で減弱
【背景】
世界保健機関(WHO)は腸チフス高負荷国で腸チフス結合型ワクチン(TCV)の単回接種を推奨していますが、2年以降の防御効果は不明でした。免疫原性の減衰が示唆される中、5年間の追跡調査でワクチンの防御効果の減弱を評価しました。
【結果】
2021年から2023年にかけて、早期TCV接種群は後期TCV接種群と比較して腸チフス発症リスクが3.10倍(95% CI 1.53-6.29, p<0.0001)増加しました。接種3~5年後のワクチン有効性は50%(95% CI -13-78)で、特に2歳未満で接種した小児で抗体価の減衰と有効性の低下が顕著でした。
【臨床へのインパクト】
腸チフス結合型ワクチンの単回接種による防御効果は、接種後3~5年で減弱することが示されました。特に2歳未満で接種した小児では、学齢期に腸チフスリスクが高まるため、就学前に追加接種が必要となる可能性があります。これにより、学齢期の小児に対する腸チフス予防戦略の見直しが求められるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
