大腸がん検診、45歳開始の妥当性を検討:便潜血検査の受診率と診断率
【背景】
大腸がん検診の開始年齢は50歳から45歳へと引き下げられましたが、45~49歳における便潜血検査(FIT)の受診状況や診断精度についてはまだ十分なデータがありませんでした。本研究は、この年齢層のFIT受診率と診断率を評価することを目的としました。
【結果】
45~49歳のFIT受診率は38.9%で、50歳の37.5%とほぼ同等でした(調整リスク比1.05)。FIT陽性率は45~49歳で3.6%、50歳で4.0%と、若年層でやや低い結果でした(調整リスク比0.91)。大腸がん発見率は両群で類似していました(2.8% vs 2.7%、調整リスク比1.10)。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、45歳からの大腸がん検診開始を支持するものです。45~49歳と50歳でFITの受診率や大腸がん発見率が同程度であることから、日本の臨床現場においても、現行のガイドラインに沿った45歳からの検診推奨が妥当であると考えられます。これにより、より早期からの大腸がんスクリーニングが推進される可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
