AI支援大腸内視鏡検査、腺腫検出率向上も進行性病変への影響は限定的

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2024-12-01 | DOI:10.7326/ANNALS-24-00981

📄 原題:Artificial Intelligence-Assisted Colonoscopy for Polyp Detection : A Systematic Review and Meta-analysis.

🔗 PubMed:PMID: 39531400

【背景】

AI支援大腸内視鏡(CADe)は、従来の内視鏡検査と比較して腺腫検出率(ADR)を高め、腺腫見落とし率(AMR)を減少させると報告されています。しかし、進行性大腸腫瘍(ACN)の検出に対する効果は不明でした。

【結果】

44件のRCT、36,201症例のメタ解析の結果、CADeは1回の検査あたりの腺腫数(APC)を0.98個から0.78個へ増加させ(IRD 0.22, 95%CI 0.16-0.28)、ADRも44.7%から36.7%へ向上させました(RR 1.21, 95%CI 1.15-1.28)。ACN検出率はわずかに増加しましたが(RR 1.16, 95%CI 1.02-1.32)、1回の検査あたりのACN数に有意差はありませんでした。

【臨床へのインパクト】

AI支援大腸内視鏡は腺腫の検出率を向上させるものの、進行性病変の検出数には大きな変化をもたらさない可能性があります。非腫瘍性ポリープの切除増加や、わずかな検査時間の延長も考慮すると、導入の費用対効果や、進行性病変を見逃さないための戦略を再検討する必要があるかもしれません。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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