CD19 CAR-T療法後の致死的T細胞リンパ腫、CAR-T製造前からクローン性造血が関与
【背景】
CD19 CAR-T細胞療法は難治性血液がんの治療選択肢だが、二次性悪性腫瘍のリスクが懸念されている。特にCAR-T細胞自体に由来するリンパ腫発生のメカニズムは不明な点が多く、その実態解明が求められていた。
【結果】
難治性中枢神経リンパ腫患者がティサゲンレクルーセル投与1ヶ月後に致命的なCD4-CD8- CAR+末梢性T細胞リンパ腫を発症した。このリンパ腫はクローン性のT細胞受容体再構成を有し、CAR-T細胞製造用アフェレーシス検体や7ヶ月前の自家移植検体でも検出された。
【臨床へのインパクト】
CAR-T細胞療法後の二次性リンパ腫発生に、治療前から存在するクローン性造血が寄与する可能性が示唆された。特にDNMT3AやTET2変異を有するクローン性造血は、CAR-T細胞製造過程を通過し、リンパ腫発症のリスクとなりうる。CAR-T細胞療法前のアフェレーシス検体や自家移植検体でのクローン性造血関連遺伝子変異のスクリーニングが、将来的なリンパ腫発症リスク評価に有用となる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
