大腸切除後の術後腸管機能回復に静注リドカインは無効、英国多施設RCT
【背景】
低侵襲大腸切除後、腸管機能回復遅延は退院を妨げる一般的障壁です。術周術期静注リドカインが腸管機能回復を促進する可能性が示唆されていましたが、その効果は不明でした。
【結果】
術後72時間時点での腸管機能回復(GI-3)は、リドカイン群57.3%に対しプラセボ群59.0%でした(調整済み絶対差 -1.9%、95%CI -8.0%〜4.2%)。主要評価項目および11の副次評価項目のいずれにおいても有意差は認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、低侵襲大腸切除術における術周術期静注リドカインが、術後腸管機能回復を改善しないことを示唆しています。リドカインは術後オピオイド消費量削減などの報告もあるが、腸管機能回復を目的としたルーチン使用は再検討されるべきでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
