広範囲脳梗塞急性期、EVT追加で1年後の機能的予後改善、多施設RCT
【背景】
急性期広範囲脳梗塞患者に対する血管内治療(EVT)の有効性は確立されていませんでした。既存の治療法では機能的予後が不良なため、EVTの追加が1年後の機能的予後を改善するかを検証する目的で本研究が実施されました。
【結果】
医療治療にEVTを追加した群は、医療治療単独群と比較して、12ヶ月時点での機能的自立度(modified Rankin Scale 0-3)が有意に改善しました(調整オッズ比 2.06, 95% CI 1.34-3.18)。頭蓋内出血の発生率に有意差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、広範囲脳梗塞の急性期患者において、標準的な医療治療にEVTを追加することで1年後の機能的予後が改善することを示しました。これにより、これまでEVTの適応外とされてきた広範囲梗塞の患者に対してもEVTが選択肢となる可能性があり、日本の脳卒中診療ガイドラインや診療フローに影響を与える可能性があります。EVTの適応拡大が検討されるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
