進行乳癌における新規ER分解薬イムルネストラント単剤およびアベマシクリブ併用療法の有効性
【背景】
ER陽性HER2陰性進行乳癌に対する内分泌療法後再発・進行例では、新たな治療選択肢が求められています。ESR1変異例にも有効な次世代経口ER分解薬イムルネストラントの有効性と、CDK4/6阻害薬アベマシクリブとの併用効果を検証しました。
【結果】
ESR1変異例では、イムルネストラント群の無増悪生存期間中央値は5.5ヶ月と標準治療群の3.8ヶ月より有意に延長しました (差 2.6ヶ月; 95% CI, 1.2-3.9; P<0.001)。全患者ではイムルネストラント単剤の優位性は示されませんでした。しかし、イムルネストラントとアベマシクリブ併用群の無増悪生存期間中央値は9.4ヶ月と、イムルネストラント単剤の5.5ヶ月より有意に延長しました (ハザード比 0.57; 95% CI, 0.44-0.73; P<0.001)。
【臨床へのインパクト】
ESR1変異を有するER陽性HER2陰性進行乳癌患者において、イムルネストラントは新たな治療選択肢となり得ます。また、ESR1変異の有無にかかわらず、イムルネストラントとアベマシクリブの併用は、イムルネストラント単剤よりも無増悪生存期間を大幅に改善することが示されました。ただし、併用療法ではグレード3以上の有害事象が48.6%と高頻度であり、安全性プロファイルを考慮した上で、今後の診療ガイドラインに影響を与える可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
