EVT後の再開通良好な急性脳梗塞患者に対する動脈内テネクテプラーゼ追加投与は90日後の機能的自立を改善せず
【背景】
脳主幹動脈閉塞による急性虚血性脳卒中に対し、血管内血栓除去術(EVT)で良好な再開通が得られた患者において、動脈内テネクテプラーゼを追加投与することの有効性と安全性は不明でした。
【結果】
90日後の機能的自立(mRS 0-1)は、テネクテプラーゼ群49.1%に対し、対照群44.1%でした(調整RR 1.15、95%CI 0.97-1.36、p=0.11)。症候性頭蓋内出血はテネクテプラーゼ群6.3%、対照群4.4%でした(調整RR 1.43、95%CI 0.68-2.99、p=0.35)。
【臨床へのインパクト】
EVTで良好な再開通(eTICI 2c-3)が得られた急性脳梗塞患者に対し、動脈内テネクテプラーゼを追加投与しても、90日後の機能的自立を有意に改善しませんでした。本結果は、EVT後の再開通が良好な症例において、ルーチンでの追加的な動脈内線溶療法を推奨しない根拠となる可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
