直腸癌に対する経肛門TMEは腹腔鏡TMEに劣らない、3年無病生存率を検証した中国の多施設RCT

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2025-03-04 | DOI:10.1001/jama.2024.24276

📄 原題:Transanal vs Laparoscopic Total Mesorectal Excision and 3-Year Disease-Free Survival in Rectal Cancer: The TaLaR Randomized Clinical Trial.

🔗 PubMed:PMID: 39847361

【背景】

経肛門的直腸間膜全切除術(TaTME)は、腹腔鏡下TME(LaTME)と比較して短期的な組織病理学的成績や合併症で優位性が示唆されていました。しかし、長期的な腫瘍学的アウトカムは不明瞭であり、3年無病生存率を比較する研究が求められていました。

【結果】

中下部直腸癌患者1115名を対象としたRCTの結果、TaTME群の3年無病生存率は82.1%(97.5% CI, 78.4%-85.8%)、LaTME群は79.4%(97.5% CI, 75.6%-83.4%)でした。両群の差は2.7%(97.5% CI, -3.0% to 8.1%)であり、TaTMEのLaTMEに対する非劣性が示されました。

【臨床へのインパクト】

本研究は、中下部直腸癌に対するTaTMEがLaTMEと比較して3年無病生存率において非劣性であることを示しました。これは、TaTMEが長期的な腫瘍学的アウトカムにおいてもLaTMEと同等の効果を持つ可能性を示唆し、今後の直腸癌手術の選択肢を検討する上で重要なエビデンスとなります。短期成績の優位性と合わせて、TaTMEの適用拡大を後押しする可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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