免疫抑制患者の抗スパイク抗体陽性はオミクロン株感染と入院リスクを低減

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2025-01-25 | DOI:10.1016/S0140-6736(24)02560-1

📄 原題:Impact of SARS-CoV-2 spike antibody positivity on infection and hospitalisation rates in immunosuppressed populations during the omicron period: the MELODY study.

🔗 PubMed:PMID: 39863371

【背景】

英国では免疫脆弱者に年2回の追加接種が推奨されるが、3回以上のワクチン接種後も抗スパイク抗体(抗S抗体)が検出されない免疫抑制患者で、感染や重症化リスクが増加するかを検討した。

【結果】

固形臓器移植、自己免疫性リウマチ疾患、リンパ系悪性腫瘍の患者21,575名を追跡。抗S抗体陽性者は、感染率が移植群でIRR 0.69 (95% CI 0.65-0.73)、リウマチ群でIRR 0.57 (0.49-0.67)、リンパ腫群でIRR 0.62 (0.54-0.71) と有意に低かった。入院率も同様に有意な低減が認められた。

【臨床へのインパクト】

免疫抑制患者において、抗S抗体検査はCOVID-19感染および入院リスクが高い患者を特定する有用な手段となる。抗体価を指標とすることで、個々の患者の免疫状態に応じた個別化された予防戦略の導入が検討でき、臨床現場でのCOVID-19対策の最適化に繋がる可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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