EBV D+/R-腎移植患者のPTLD発症率は従来の5〜10倍、対策が急務
【背景】
従来の報告ではEBV D+/R-腎移植患者のPTLD発症率は1〜4%とされてきたが、データが限定的で詳細なリスクは不明だった。本研究は、EBV D+/R-とEBV R+の腎移植患者におけるPTLD、生着率、生存率の関連を詳細に評価した。
【結果】
EBV D+/R-群104例とEBV R+群312例を比較。EBV D+/R-群では22.1%がPTLDを発症し、従来の報告より5〜10倍高かった。また、EBV D+/R-群は全原因による生着不全のリスクが2.21倍(95% CI, 1.06-4.63)高かった。死亡率は上昇傾向だが統計的有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
EBV D+/R-の腎移植患者では、これまで考えられていたよりもはるかに高いPTLD発症リスクがあることが示された。この結果は、EBV D+/R-腎移植患者に対する免疫抑制療法の個別化や、PTLD予防戦略の再検討を促す可能性がある。早期のEBV DNAemiaモニタリングや抗ウイルス薬の予防的投与など、新たな診療フローの構築が求められる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
