MSI-H進行大腸癌、ニボルマブ+イピリムマブ併用はニボルマブ単剤よりPFSを優位に延長
【背景】
CheckMate 8HW試験では、MSI-H/dMMR進行大腸癌に対するニボルマブ+イピリムマブ併用療法の有効性を検討。初回治療での化学療法に対するPFS優越性は既に報告済み。今回は、全治療ラインにおけるニボルマブ単剤に対するPFS優越性を評価した。
【結果】
ニボルマブ+イピリムマブ併用群(n=354)とニボルマブ単剤群(n=353)を比較。追跡期間中央値47.0ヶ月。併用群は単剤群に対しPFSを有意に改善(ハザード比0.62、95%CI 0.48-0.81、p=0.0003)。PFS中央値は併用群で未到達、単剤群で39.3ヶ月。Grade 3/4の治療関連有害事象は併用群22%、単剤群14%で発生した。
【臨床へのインパクト】
MSI-H/dMMR進行大腸癌患者において、ニボルマブ+イピリムマブ併用療法は、ニボルマブ単剤と比較して全治療ラインでPFSを優位に延長し、忍容性のある安全性プロファイルを示した。初回治療での化学療法に対する優越性も考慮すると、この併用療法はMSI-H/dMMR進行大腸癌の新たな標準治療となる可能性があり、今後の診療ガイドラインに影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
