XBB.1.5ワクチン、感染予防効果は低く、入院・死亡予防効果も時間とともに減弱
【背景】
2023年9月に導入されたXBB.1.5対応モノバレントワクチンについて、ランダム化比較試験がないため、実臨床での有効性(VE)と経時的な減弱に関する情報が求められていた。本研究は米国退役軍人保健局のデータを用いてその効果を検証した。
【結果】
587,137組の接種者と非接種者を平均176日間追跡した。SARS-CoV-2感染に対するVEは-3.26%(95%CI: -6.78%〜-0.22%)で、入院に対するVEは16.64%(CI: 6.47%〜25.77%)、死亡に対するVEは26.61%(CI: 5.53%〜42.32%)だった。VEは60日、90日、120日でそれぞれ大幅に減弱した。
【臨床へのインパクト】
XBB.1.5対応COVID-19ワクチンは、感染予防効果が認められず、入院および死亡予防効果も比較的低く、時間とともに急速に減弱することが示された。この結果は、今後のワクチン接種戦略において、特に高齢者や基礎疾患を持つ患者への接種推奨のあり方や、感染対策の優先順位付けに影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
