NRG1融合遺伝子陽性進行がん患者にHER2/HER3二重特異性抗体ゼノクツズマブが有効、非小細胞肺がんと膵がんの奏効率が特に良好
【背景】
NRG1融合遺伝子は複数の固形がんで見られるがん原性ドライバーであり、HER3を介してHER2とのヘテロ二量体形成と下流経路を活性化します。HER2とHER3を標的とする二重特異性抗体ゼノクツズマブの有効性と安全性は不明でした。
【結果】
測定可能病変のある158例中30%(95%CI 23-37)で奏効を認めました。奏効期間中央値は11.1ヶ月(95%CI 7.4-12.9)でした。非小細胞肺がんでは29%(95%CI 20-39)、膵がんでは42%(95%CI 25-59)の奏効率でした。主な有害事象は軽度でした。
【臨床へのインパクト】
NRG1融合遺伝子陽性進行がん、特に非小細胞肺がんや膵がんにおいて、ゼノクツズマブが新たな治療選択肢となる可能性を示唆します。今後、NRG1融合遺伝子検査の重要性が高まり、陽性患者に対する治療アルゴリズムにゼノクツズマブが組み込まれる可能性があります。副作用が軽度である点も、臨床導入を後押しするでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
