大血管閉塞性脳梗塞に対する血管内治療+常圧高酸素療法、90日後機能予後を改善
【背景】
急性期虚血性脳卒中に対する血管内治療は再開通率を向上させるが、約半数の患者で良好な機能予後が得られない。本研究は、大血管閉塞を伴う急性虚血性脳卒中患者において、血管内治療と常圧高酸素療法を併用した場合の90日後機能予後への影響を評価した。
【結果】
常圧高酸素療法群140例、シャム群142例。90日時点のmRS中央値は常圧高酸素療法群2(IQR 1-4)、シャム群3(IQR 1-4)であった。調整済み共通オッズ比は1.65(95%CI 1.09-2.50、p=0.018)で、常圧高酸素療法群で良好な機能予後を示した。死亡率は常圧高酸素療法群10%、シャム群12%で有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
前方循環大血管閉塞による急性虚血性脳卒中患者において、血管内治療に常圧高酸素療法を併用することで、90日後の機能予後が改善する可能性が示唆された。安全性への懸念も認められなかったため、今後の日本の脳卒中診療において、血管内治療後の補助療法として常圧高酸素療法の導入が検討される可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
