米国ERからのブプレノルフィン処方、ODU治療継続に繋がるか
【背景】
米国ではオピオイド使用障害(OUD)と関連死亡率が高止まりしている。ブプレノルフィンはOUDの罹患率と死亡率を減少させるが、治療アクセスが低い患者が多く受診するERでの処方実態は不明だった。本研究は、カリフォルニア州におけるER医によるブプレノルフィン処方の動向と治療継続率を調査した。
【結果】
2017年から2022年のカリフォルニア州データで、ER医によるブプレノルフィン処方開始は全処方開始の0.1%から5%に増加した(p=0.001)。ERでの初回処方後40日以内に2回目の処方を受けた患者の継続率は2.8倍(10823/3916)だった。ERでの初回処方後1年以内に180日以上の継続処方を開始した患者は、約9人に1人だった(9.1倍、5989/655)。
【臨床へのインパクト】
米国ではERでのブプレノルフィン処方がOUD治療の重要なアクセスポイントになりつつある。初回処方から継続治療への移行率は約9人に1人であり、ERでの治療開始がその後の継続的なOUD治療に繋がる可能性を示唆している。日本でもOUD患者への治療アクセス拡大を検討する上で、ERでの初期介入の有効性や、その後の継続治療への連携体制構築の参考となる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
